2025年1月12日 説教要旨
6章1節を読むと、この翻訳には、原文にはない言葉が、いくつも付け加えられているのでる。「万一」、「不注意にも」、「導かれて生きている」、「正しい道」という言葉は、どれも原文にはない。新しい協会訳を参考にしてください。6章の最初と最後に「きょうだいたち」という呼びかけで始まり...
2025年1月5日 説教要旨
人間は「肉にしたがって」生きることも「聖霊にしたがって」生きることもできる存在です。肉に焦点を合わせることは死を意味し,聖霊に焦点を合わせることは生命と平和に導かれることを聖書は語ります。パウロは決して物質的なものを悪であるとか、人間の感情や、肉体が欲求するものそれ自体が悪...
2024年2月11日 説教要旨
五千人の給食の奇蹟」は、四つの共観福音書がみな共通して記している記事です。少々設定が異なっているところがありますが、共通している点は、食事をするために、人々を草の上に座らせることでした。イエスは弟子たちを通して群衆たちを組にして、「座るように」命じたことです。このことが共通...
2024年2月4日 説教要旨
神から特別な使命を与えられて遣わされた洗礼者ヨハネを捕らえるという人間の暴挙によって、人間の罪にさらに罪が増し加えられた、器になみなみと罪が満ちていたところに、最後の一滴が落ち、あふれてしまう、罪がもうどうしようもなくこの世界にあふれてしまった。その時に、まさに「時は満ち」...
2024年1月28日 説教要旨
主イエスが山に登って、これと思う人々を呼び寄せられると、彼らはそばに集まって来た。そこで、十二人を任命し、使徒と名付けられました(3:13-14)。これぞ、私の弟子にふさわしい、役に立つ人材、そうお考えになって、主イエスは十二人を呼び寄せられたのでしょうか?しかし弟子たちを...
2024年1月21日 説教要旨
ここには、二つの奇跡物語が書かれています。一つは、会堂長の一人ヤイロという人の懇願によって、イエスがその娘を死者の中から生きる者へと変えた話。もう一つは、12年間も出血が止まらなかった女性の、その病気を癒すという話です。話はヤイロの方から始まります。ヤイロはイエスを見ると足...
2024年1月14日 説教要旨
主イエスと弟子たちが、舟に乗って湖の向こう岸にある、ゲラサ地方にやって来ました。この地に至るまでに、主イエスと弟子たちは大変恐ろしい嵐に見舞われました。主イエスはゲラサ地方のたった一人に会うために、嵐の海をくぐりぬけて来たのです。そのたった一人とは誰であり、どのような状態の...
2024年1月7日 説教要旨
2024年年1月7日 説教要旨 この物語に出てくる舟を「教会」にたとえることができます。この世の教会にも、波が襲いかかります。そして、教会に集う、一人ひとりにも波が、激しい突風が襲います。「そう言われば、あんな波があるな、こんな波があるな」と思い出されるかもしれません。困難...
2023年12月31日 説教要旨
「神の国を何にたとえようか」という神の国の特徴を示しています。 神の国がどのような現実性をもっているか、人は種をまいた後は、寝起きを繰り返すだけで、知らない間に「ひとりでに」種は成長します。人間はどのように実が熟すのかを知らないのに、その収穫にあずかっています。収穫の時が必...
2023年12月24日 説教要旨
2023年12月24日 説教要旨 「御座を高く置かれる」方が、「低く下って天と地を御覧になる」、そこに詩人の信仰があります。異邦人の神々は「天高く鎮座」するが、「低く下って」人々の苦しみを見ることはしません。しかし私たちの神こそ、私たちの叫びを直接、聞いて下さる方だとの信仰...

