2023年8月27日 説教要旨
福音書の筆者であるマルコという人物は、主イエスの12使徒ではありませんが、主イエスを目撃し、使徒たちの時代をともに生きた人物です。12 使徒の筆頭、ペテロは彼を「私の子マルコ」(Iペテロ 5:13)と呼んで います。またこのマルコは使徒パウロの同労者バルナバの実のいとこ(コ...
2023年8月20日 説教要旨
私たちの中でだれかが病気になったら、一体どれだけの人が教会へ行って祈ってもらうでしょうか。まず教会で祈ってもらうよりも、どの病院に行ったらいいかを調べ、あたかも医者が神様であるかのように思い込んでいるところがありませんか。しかし、どんなに医療技術が進歩しても、私たちはまず神...
2023年8月6日 説教要旨
兄弟姉妹の悪口を言うことの本質的な問題は、知らず知らずのうちに自分が神になっていることです。それほど自分がおごり高ぶっていることなのです。「隣人をさばくあなたは、いったい何者なのですか。」と言われている通りです。兄弟をさばき互いに悪口を言い合ってはいけません。それはその人の...
2023年7月30日 野外礼拝 説教要旨
「地の塩、世の光」という言葉を努力目標として捉えれば、すんなり受け入れることができるかもしれません。地の塩や世の光になれるように頑張ろう、よくミッションスクールの教訓にもなっています。 しかし、主イエスがお語りになったこととは違います。主イエスは、「あなたがたは地の塩、世の...
2023年7月23日 説教要旨
4章には世にあるクリスチャンの取るべき態度が示されています。クリスチャンとは、キリストの十字架の贖いによって世から召し出された者で、もはやこの世のものではありません。私たちはこの世に生かされているが、キリストによってこの世に遣わされているのです。(ヨハネ17章)...
2023年7月23日 説教要旨
4章には世にあるクリスチャンの取るべき態度が示されています。クリスチャンとは、キリストの十字架の贖いによって世から召し出された者で、もはやこの世のものではありません。私たちはこの世に生かされているが、キリストによってこの世に遣わされているのです。(ヨハネ17章)...
2023年7月16日 説教要旨
「舌を制御できる人は一人もいません。舌は、疲れを知らない悪で、死をもたらす毒に満ちています」と言われています。言葉で失敗した人は多いのではないでしょうか。この口は神を賛美するために造られたのであって、神をのろったり、神にかたどって造られた人をのろったりすべきではないのです。...
2023年7月9日 説教要旨
「人は行いによって義とされるのであって、信仰だけによるのではありません」(1:24)とあることから、信仰による義を強調していた宗教改革者マルチン・ルターは、このヤコブの手紙を「藁の書」と言ったほどです。しかしここでは、信仰か行いか、どちらかということを述べているのではなく、...
2023年7月2日 説教要旨
「わたしのきょうだい(兄弟)たち」という呼びかけは、ヤコブの手紙の場合、区分点になっています。確認してみましょう。(1章2節、1章19節、2章1節、5節、14節、3章1節、4章11節、5章7節、5章9節、5章12節、5章19節)その後「~してはなりません」と命令が続きます。...
2023年6月25日 説教要旨
19節「だれでも、聞くに早く話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい」は、ヤコブの手紙全体の骨子と言って良いでしょう。「聞くには早く」人の話に耳を傾け聴くことは、大変大切なことですが、ここでは「真理の言葉(1:18)」「心に植えつけられた御言葉」(1:21)神の御言葉に...