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2025年1月12日 説教要旨

  • aomori1879
  • 1月12日
  • 読了時間: 2分

6章1節を読むと、この翻訳には、原文にはない言葉が、いくつも付け加えられているのでる。「万一」、「不注意にも」、「導かれて生きている」、「正しい道」という言葉は、どれも原文にはない。新しい協会訳を参考にしてください。6章の最初と最後に「きょうだいたち」という呼びかけで始まり終わっています。「キリストの律法」をまっとうするクリスチャン全体に向けて、キリストの愛に生きる生き方について語っています。キリストの律法とは「あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」(ヨハネ福音書13:34)のことでしょう。この戒めによってキリストの律法をまっとうするのです。パウロの言う「愛によって働く信仰だけが大事です」(ガラテヤ5:6)というのも、実はこのことを言っているのです。

クリスチャンは神の家族とされている霊の人です。家族にもし問題があったら柔和な心で聞いてあげ、重荷を負い合い、共に霊の道から外れないようにする。持ち物をお互いに分け合うことなどが、御心である善を行うことになります。共に霊にあって共に成長することにもつながります。「互いに重荷を負い合い、共に生きる、共に成長する」ことがキリストの愛に生き、それを喜びとする教会員の姿であることを、パウロは現在も私たちに語りかけます。

 
 
 

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