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2025年9月14日 説教要旨

  • aomori1879
  • 9月17日
  • 読了時間: 2分

「しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです」という異邦人の女性の執拗な返答に、主は感動します。主イエスをして「婦人よ、あなたの信仰は立派だ」と言わせたのです。「立派です」とは「偉大です」という意味です。その信仰によって彼女の娘はいやされたのです。娘の信仰ではなく、母の偉大な信仰によって娘が即座に癒やされています。神さまの恵みの愛の炎と、熱心な人の信仰の炎がスパークするとき奇跡があらわれたかのようです。マタイの福音書において信仰が称賛されているのは、百人隊長(マタイ8章)とこのカナン人の女の信仰以外にはありません。しかも、いずれも異邦人であることがとても興味深いことです。

異邦人、出自など当時の人々の価値観、救済観などのカベを乗り越える福音のすばらしい力が示されています。「求めなさい。そうすれば与えられる。探しなさい。そうすれば見つかる。門をたたきなさい。そうすれば開かれる。だれでも、求める者は受けあいきs、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる」(マタイ7:7-8)だれにでも福音の門は開かれています。恵みの御業は真実な人々の信仰にかかっています。

わたしたちはこの女性のように諦めることなく、真実に、一途に、救いを求め祈り続けているでしょうか?どこかで諦めていないでしょうか?

 
 
 

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