2025年2月9日 メッセージ要約(日野秀彦)
日野は中学生で洗礼を受けるが、その後教会を離れ自分勝手に歩んでいく。そんな時に大きな試練を与えられ、最後には神を冒涜する言葉を吐き出す。その時に聖霊の働きにより信仰に立ち返り礼拝に出て、聖書を読むようになる。 わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死...
2025年2月2日 説教要旨
四福音書のうち、マタイだけは明らかにユダヤ人(ユダヤ人クリスチャン)を対象に福音書を書いています。その内容も旧約聖書の続き(完成、成就、更新)としてまとめられているため、新約聖書として27書簡の最初に置かれたのでしょう。旧い契約から新しい契約の橋渡しです。...
2025年1月26日 説教要旨
イエスの「焼き印」(「スティグマ」の複数形「スティグマタ」というフレーズがここ一回限りで使われています。これは家畜や奴隷に自分の所有を示す焼き印のことではありません。パウロの身には、キリストのために受けた多くの苦難によって、数々の傷痕が刻まれていたのです。これこそパウロがキ...
2025年1月19日 説教要旨
ガラテヤ人への手紙は、新約聖書のなかで最初に記されたもので、旧約と新約をつなぐ鍵とも言えます。パウロが第一回目の伝道旅行で現在のトルコの中南部に福音を伝え、多くのギリシャ語を話す異邦人がイエスを救い主と告白した、その翌年に記されたものです。当時のクリスチャンは圧倒的にユダヤ...
2025年1月12日 説教要旨
6章1節を読むと、この翻訳には、原文にはない言葉が、いくつも付け加えられているのでる。「万一」、「不注意にも」、「導かれて生きている」、「正しい道」という言葉は、どれも原文にはない。新しい協会訳を参考にしてください。6章の最初と最後に「きょうだいたち」という呼びかけで始まり...
2025年1月5日 説教要旨
人間は「肉にしたがって」生きることも「聖霊にしたがって」生きることもできる存在です。肉に焦点を合わせることは死を意味し,聖霊に焦点を合わせることは生命と平和に導かれることを聖書は語ります。パウロは決して物質的なものを悪であるとか、人間の感情や、肉体が欲求するものそれ自体が悪...
2024年2月11日 説教要旨
五千人の給食の奇蹟」は、四つの共観福音書がみな共通して記している記事です。少々設定が異なっているところがありますが、共通している点は、食事をするために、人々を草の上に座らせることでした。イエスは弟子たちを通して群衆たちを組にして、「座るように」命じたことです。このことが共通...
2024年2月4日 説教要旨
神から特別な使命を与えられて遣わされた洗礼者ヨハネを捕らえるという人間の暴挙によって、人間の罪にさらに罪が増し加えられた、器になみなみと罪が満ちていたところに、最後の一滴が落ち、あふれてしまう、罪がもうどうしようもなくこの世界にあふれてしまった。その時に、まさに「時は満ち」...
2024年1月28日 説教要旨
主イエスが山に登って、これと思う人々を呼び寄せられると、彼らはそばに集まって来た。そこで、十二人を任命し、使徒と名付けられました(3:13-14)。これぞ、私の弟子にふさわしい、役に立つ人材、そうお考えになって、主イエスは十二人を呼び寄せられたのでしょうか?しかし弟子たちを...
2024年1月21日 説教要旨
ここには、二つの奇跡物語が書かれています。一つは、会堂長の一人ヤイロという人の懇願によって、イエスがその娘を死者の中から生きる者へと変えた話。もう一つは、12年間も出血が止まらなかった女性の、その病気を癒すという話です。話はヤイロの方から始まります。ヤイロはイエスを見ると足...