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2023年5月7日 説教要旨

  • aomori1879
  • 2023年5月6日
  • 読了時間: 2分

礼拝に集う皆様さんは「今、自分には何の心配も、不安もない。」「毎日が、幸せいっぱいです」という方もおられるかもしれませんが、日々何らかの悩みや不安の中でお過ごしの方も少なくないでしょう。コロナ感染が完全に収束したわけではありません。ロシア・ウクライナ戦争を初め世界中に戦争や争いが絶えません。自然災害の脅威もいつ起こるかわかりません。子孫に残す未来はどうなるのだろう、そういう社会的な問題もあれば、自分自身の身の回りのことで、頭がいっぱいという方もおられましょう。理由はどうあれ、教会に集うわたしたちは、聖書が教えるとおり、今も昔も迷える羊たちです。しかし、信じなければなりません。私たちの礼拝の真ん中に「平和の主」が立たれていることを。

今朝の聖書の個所、14節以下、24節以下には繰り返し記されていることがあります。自分たちのいる家の戸にカギがかかってあったということです。つまり、そこに集う人々が「閉じこもっている」「不安に押しつぶされそうになっている」「悩みがある」、後半のトマスの話に至っては、そこに「疑いがある」「かたくなな心がある」ということではないでしょうか。私たち一人一人の心の様を表わしているかのように見えます。 そういうわたしたちの礼拝の集いに、イエスさまが来られる。そして、「あなたがたに平和があるように」と宣言されます。どんな硬いカギがかけられていたとしても、あるいは、そこにどんな壁があろうとも、イエスさまはおいでになる。それが、日曜の礼拝なのだと伝えています。

「あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれて」(1ペテロ1:8)いる人は幸いです。主が先にご自身を見せてくださいます。主が先に私たちの心に触れてくださいます。主がどんな人でも抱きかかえてくださいます。主を信じる人は幸いな人です。幸いなクリスチャンになりたいものです。(詩編1:1, 詩編34:13-15)

 
 
 

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