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2023年12月10日 説教要旨

都から来たという権威を持つ律法学者は、人気とりのために悪霊の手下となった愚かな男だ、と主イエスを中傷誹謗します。主イエスの身内の家族たちは「気が変になっている」という風評に動かされて、イエスを取り押さえに来ました。ここで「聖霊に対する冒とく」(29節)とは何を指すのでしょうか。主イエスの業は聖霊の働きによって悪霊を追い出していますが、その行為を非難する律法学者たちのことを聖霊に対する冒とくであると主は断言されます。 「聖霊を冒瀆する罪は永遠に赦されない。」と厳しい御言葉です。主イエスによって聖霊が働いているということは、主イエスと共に神の国が到来しているのです。神のご支配が「今、ここで」で始まっているのです。そして

主イエスの御前に集まって来た大勢の人々の前できわめて大切な教えを語ります。神の国の家族、神の家族とは血のつながり、血縁で決まるものではなく、神の御心を行うかどうか、この一点によってのみ、生み出されるものなのだということです。


 私たちの教会も家庭的な教会だとよく言われることがあります。特に地方にある日本の教会の特徴でもあります。私たちは本当に家族なのです。神の御心を行う神の家族であり、主イエスと私たちとは本当の家族なのです。クリスマスを準備する季節、そのことに感謝しつつ、これからも神の御心を行う教会の家族となりましょう。「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」弟子たちに言われた「見なさい。あなたの母です」(ヨハネ19:26-27)

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