2023年7月23日 説教要旨
- aomori1879
- 2023年7月23日
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4章には世にあるクリスチャンの取るべき態度が示されています。クリスチャンとは、キリストの十字架の贖いによって世から召し出された者で、もはやこの世のものではありません。私たちはこの世に生かされているが、キリストによってこの世に遣わされているのです。(ヨハネ17章)
そのような私たちのあり方は、神中心の生活であると言えます。自律でも他律でもなく、「神律」と表現した人がいます。具体的に、神に従い(7節)、神に近づき(8節)、主の御前にへりくだる(10節)という3つの生活態度をとおして、私たちは「神の友」となっていくのです。洗礼を受けたクリスチャンは、神を友とする生活をすることによってさらに成長、成熟した人格になっていきます。この世に遣わされていますが、「この世の友」になるのではありません。御言葉を生活の基準として、御心にかなうように従い行きましょう。神さまは、我らが幼な子のように求めてくるのを待っておられます。与えられると信じて、無心に、熱心に求めたい。本来立つべき立場、つまり罪の赦しのみならず、内にキリストが生き給うというきよめの恵みをいただいて、常に神さまに求めていきましょう。対話(祈り)するほどに、神さまから私たちに近づいてくださいます。神さまは高慢な人を嫌い、へりくだり謙遜な人を高めてくださいます。上からの知恵を注いでくださいます。私たちを、アブラハムのように「神の友」(2:23)としてさらに高めてくださいます。祝福されるクリスチャン生活となるように望んでおられるのです。
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