2022年7月31日 説教要旨
「心騒ぐ」(14:1)弟子たちに、主イエスは、わたしも父アッバのふところに戻るが、あなたたちも父なる神のアッバのふところに行く(1:18)という慰めを与えられました。死あるいは死後についての不安は皆もっていますが、良く生きることで、父のふところに迎えられるのです。...
2022年7月24日 説教要旨
ユダヤの社会においては、族長たちがまことのぶどうの木と考えられた時代がありました。モーセがその木だと考えられたこともありました。しかしヨハネ福音書は、イエス・キリストがまことのぶどうの木であると宣言するのです。このまことのぶどうの木であるキリストに結ばれるとき、人は誰でも十...
2022年7月17日 説教要旨
主イエスは、病気によって死んでしまった愛する友ラザロをたずね、彼を墓から呼び出して甦らせます。そういう意味では11章はラザロの死ということが一貫した物語の軸になっています。主は「…泣いているのを見て、心に憤りを覚え」「イエスは涙を流された」(11:33、34)と記されていま...
2022年7月10日 説教要旨
ある旅行者がパレスチナを旅行中のこと、一人の羊飼いと羊の群れと出会った。彼が羊飼いと話していると、羊飼いは指さして、「羊の門はここです」と教えてくれた。四方を囲ってあって、一か所だけ入り口が開いていた。旅行者が「羊は夜、ここから入るのですか」と尋ねると、羊飼いは、「そうです...
2022年7月3日説教要旨
仮庵祭の祭りが最も盛大に行われる終わりの日には(7:37)、一人ひとりが松明をともす習わしがあったといいます。先祖たちの出エジプトの出来事を想い起し神さまの恵みを記憶するためです。 「主は彼らに先立って進み、昼は雲の柱をもって導き、夜は火の柱をもって彼らを照らされたので、彼...