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2025年4月13日 説教要旨

  • aomori1879
  • 4月13日
  • 読了時間: 1分

マタイの福音書では4~20章までがガリラヤ地方での宣教、およびエルサレムに着くまでの出来事を記しています。そして21章からエルサレムでの出来事が始まるのです。エルサレムは神のご計画における舞台の中心です。「わたしは今日も明日も、その次の日も自分の道を進まねばならない。預言者がエルサレム以外のところで死ぬことは、ありえないからだ」(ルカ13:33) 旧約ゼカリヤ書に預言されていたように(9:9)主イエスが子ろばに乗りエルサレムに来られたのは、ご自身の力強さを示すのではなく、柔和な王、へりくだった姿、すべてに仕える王の姿を示すためです。主イエスは、武力や力で人々の上に君臨するために戦うのではなく、「戦車を絶ち、軍馬を絶ち、戦いの弓を絶つ」という絶対的な非暴力の姿です。エルサレムでの十字架刑はこの非暴力を象徴し、世界にキリストの平和を「海から海へ、大河から地の果てにまで」告げ知らせるのです。十字架への道行きは、今でも私たちにあなたも十字架を背負い従ってきなさいという主イエスの呼びかけでもあるのです。混沌さがさらに深まる現代世界に生きています。主イエスの十字架、ここにこそ全人類の最後の希望と光があるのではないでしょうか。聖書のエルサレムは現代の縮図です。

 
 
 

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