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2022年12月11日 説教要旨

  • aomori1879
  • 2022年12月12日
  • 読了時間: 2分

主イエスは、その陰府の苦しみの中でなお御父を信頼することに固く立ち続けられました。御父は、そのキリストに栄光を与えて、復活させられました。死は勝利に飲み込まれたのです。主イエス・キリストに結ばれた者にとって、死と滅びの世界はなく、陰府の世界もすでにありません。キリストにあって、神がすべてのすべてとなられました。こうして、詩編の御言葉が実現しました。「どこにいけば、あなたの霊から離れることができよう。どこに逃れれば、御顔を避けることができよう。天に登ろうとも、あなたはそこにいまし、陰府に身を横たえようとも、見よ、あなたはそこにいます」。「闇の中でも主はわたしを見ておられる。夜も光がわたしを照らし出す」。ここにこそ、私たちキリスト者の希望があり、慰めがあります。陰府にくだりたもうた十字架の救い主イエス・キリストのゆえに、たとえ世界の最果てに追いやられるようなことがあっても、なお私たちは孤独ではありません。主イエス・キリストが共におられます。自分の味方は誰もいない、神にも見捨てられたのではないかと思うことがあるかもしれません。しかし、確信してよいのです。主なる神がわたしをお見捨てになることはない。主なる神は、私たちが神のみもとに召されるときまで、私たちを背負い、担い、守り導いてくださるお方です。その実現のためにこそ、神の御子イエス・キリストが十字架につけられて死に、陰府にくだられたのです。

 
 
 

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