2024年4月21日 説教要旨 エリオット・ルカ
今日の聖書箇所は、結論から言うと、「世に打ち勝つ者」は誰であるのか、そして、どのようにそう言う人になるのかを示しています。 私たちはキリスト教を知っていると思い込んでいるけど、分かっていない子供達をこの世に送り出してはいけません。その思い込みを挑戦しなければなりません。私たち自身が神の御言葉を正しく理解し、しっかりと神の知恵に預かるなら、分かっているつもりで全然わかっていない子たちや、大人たちをチャレンジすることができるのです。世に打ち勝つ人に育てることができるのです。この世の知恵から保護する必要はないのです。相手が教会と繋がりがあるかないかにも関わらず、疑う子たちや大人たちの正直な質問に対して正直な答えを与えることができるのです。なぜなら、偽りを土台とするこの世の知恵に対して、真実である神の知恵は打ち勝つからです。 ヨハネの手紙第一の5章1節から5節には「愛」と言う言葉は5回もつかわれています。 「神は愛です。」(ヨハネ第一4:8)この発言を当たり前と考えてはいけません。神は愛でなかったら・・・何もいいこと残りません。 聖書は、愛である全能の神を紹介します。 父、子、聖霊が永遠の交わりとして存在する神。「光りよ、あれ!」と発言して宇宙を無から発した神。ご自身に似せて人を男と女に造った神。愛に結ばれた父、子、聖霊は一つであり、愛に結ばれた夫と妻は一つである。それこそ、神の存在に基づく現実の構造です。 この世のイデオロギーには 愛は ありません。本物の愛はいっさいありません。なになに主義であっても、ルールがたくさんあります。そのルールを守らない人は許されません。それでは、なぜ私たちが神を愛し、人を愛することが出来るでしょう。 世に打ち勝つ者だからです。
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