2024年12月22日 説教要旨
- aomori1879
- 2024年12月23日
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使徒パウロはⅠコリント書13章の中で、「いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです。その中で一番すぐれているのは愛です」(13:13)と語っています。ここには「信仰」「希望」「愛」が語られていますが、なぜ、その中で「愛」が一番すぐれているのでしょうか。それは、神の救いが実現される暁には信仰も希望も不要となり、残るのは愛だけになるからかも知れません。その永遠の愛に支えられて初めて信仰と希望は力を発揮するからです。つまり、パウロは「愛によって働く信仰」という表現の中に、神のご計画の終末論的な展望を示しているのです。私たちは救い主を受け入れ信じるだけで十分なのです。主の愛が「キリスト・イエスにあって」私たちを結びつけてくださるのです。
「だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か」(ローマ8:35)このことを知ることが最も大切なことであり、割礼を受ける受けないは問題とはならないと語っているのです。ガラテヤ教会を励ましているのです。
今朝の御言葉からわたしたちは何を気づかせられるでしょうか。キリスト・イエスに結ばれてあることの重要性とは結局、日常の教会での礼拝を大切にすることなのではないでしょうか。クリスマスは救い主の降臨を喜び祝うという意味です。今年のクリスマスが皆さんにとってすばらしい贈り物となることを祈っています。
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