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2023年4月16日 説教要旨

  • aomori1879
  • 2023年4月19日
  • 読了時間: 2分

今日の聖書個所、第二コリント5:17は私たちへの救いの御言葉です。これは神が約束された救いの宣言です。どんな人の人生でも後悔はつきものですが、多くの人はもう一度あのときからやり直せたらどんなに良いだろうと、かなわぬ夢と知りながら取り返しのつかない過去に悔いている場合が多いのではないでしょうか。しかし復活の主イエスに出会った人はいつまでもくよくよ悩む必要はありません。私たちが復活の主を信じるならば、過去の古い罪をすべて無かったとみなして、再び新しく創造してくださるとここで宣言されているのです。キリスト教の神さまはとても気前の良い神です。救われるために善良であることや良い行いに励む必要はありません。罪を持ったままの醜くみじめな姿のままで主イエスのもとに来なさいと神さまは招かれるのです。救いにもれる人は一人もいません。キリストに結ばれてさえいればすべてが新しく造られるのです。

霊的に生まれ変わることを、日本語では新生、英語ではborn-againと言います。誰でもクリスチャンになると人生に二つ目の誕生日ができます。それは洗礼日です。皆さんの新生はいつでしたでしょうか。こうして救われることで霊的に生まれ変わったクリスチャンを、神は「和解の務め」(18)をさせるために「キリストの使者」(20)として遣わされます。英語の聖書では“ambassadors for Christ”と書かれたものがあります。アンバサダーという言葉は自国の代表として他国に駐在する大使とか特命を受けて派遣された全権大使という意味があります。わたしたちは神の国を代表するキリストの大使、使節として世に遣わされているのです。これが生まれ変わった私たちクリスチャンの務めです。キリストの使者と言えば余りにも重責に思われるでしょうか。しかし、まったく心配はありません。キリストに結ばれてさえいれば、主がすべてを担ってくださいますから、大胆にその務めを誰でも果たすことが出来るのです。

 
 
 

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