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2022年9月18日 説教要旨

  • aomori1879
  • 2022年9月17日
  • 読了時間: 2分

私たちクリスチャンは、目に見えるものばかりでなく目に見えない自然のすべてのものも、創造主がお造りになり、今も御支配されていると、世々の聖徒たちとともに信じています。「天は神の栄光をあらわし、大空は御手のわざをしめす」(詩19:1)と詩人は創造主のみわざを美しく賛美しています。20代の頃、田舎で、満天の天の川の夜空を見上げて、この世界には神がおられると直感的に確信したことを記憶しています。『センス・オヴ・ワンダー』(レイチェル・カーソン)という表現がありますが、人は誰でも自然を通してこのような感動をもつのではないでしょうか。子供の時期にこのような体験をすることが成長につながります。

すべての被造物を神さまは「良し」とされ、美しいものとして、御自分の作品として創られたのです。現代人は競争社会、効率功績重視、能力主義偏重という時代の中で生きています。何ができるかできないかが大きな価値基準になって、人が評価されます。そして「あなたはこれができてない、あれも不足している、だからダメ!」という否定的な言葉をいやというほど聞かされます。しかし、どんな試練の中におかれても、私たちを「良し」とみなし祝福してくださる創造主は、「生れてきてよかった」「生きていることはすばらしい」と感謝と賛美をささげることができる人生へと私たちを導いてくださいます。「アバ・父」と呼ばれる全能の神さまは、その大いなる愛をもって、「父が子を背負うように」私たちの人生を最後まで背負い、救いへと、新しい命へと導いてくださいます。「わたしたち信仰者に対して絶大な働きをなさる神の力が、どれほど大きなものであるか」(エフェソ1:19)を悟る人は幸いです。

 
 
 

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