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2月18日の主日礼拝メッセージ(要約)を更新しました。

  • 平松牧師
  • 2018年2月18日
  • 読了時間: 2分

【だから希望がある】

聖書 マルコによる福音書1:12−15

抜粋《それから、“霊”はイエスを荒れ野に送り出した。イエスは四十日間 そこにとどまり、サタンから誘惑を受けられた。その間、野獣と 一緒におられたが、天使たちが仕えていた。》

****

 洗礼者ヨハネから洗礼を受けられたイエスは、神の聖霊によって祝福され、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という神の言葉をいただいた(マルコ1:11)。そして、聖霊により、御心に適う第一歩として荒れ野へと送り出されたのである。

 マルコ福音書によれば、イエスは「40日間も荒れ野にとどまってサタンから誘惑を受けられた」という。一方、マタイ福音書4章の並行記事では神への従順を揺さぶる3つの誘惑と、そのすべてを神の教えによって退けられたイエスの姿を描いている。

 マルコ福音書では後のマタイ福音書のような劇的な描写はまったく記されることなく、ただ、「その間、野獣と一緒におられたが、天使たちが仕えていた」と、荒れ野でのイエスの40日間すべてが守られたことが伝えられた。

 旧約偽典『十二族長の遺訓』には「お前たちがすべての野獣を従える。」「悪魔はお前たちから逃げ、野獣はお前たちをおそれ…」とある。荒れ野で野獣とともにいることは危険が隣り合わせである。それは私たちの人生そのもの。しかし、まことの救い主イエス・キリストが生命の営みに共におられることがいかに恵み深いことか。

 それが「時は満ち、神の国は近づいた」という言葉で言い表されているとも言える。そう!時は満ちたのである。イエスは確かにあなたと共におられるのである。そして、神の国は近づいたと宣言し、その恵みがこの世の荒れ野を生きるあなたを包み込んでいることを告げている。

(2018年2月18日主日礼拝)

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