2月4日の主日礼拝メッセージ(要約)を更新しました。
- 平松牧師
- 2018年2月4日
- 読了時間: 2分
【勇気ある一歩】
聖書 マルコによる福音書2:1−12
抜粋《イエスはその人たちの信仰を見て、中風の人に、「子よ、あなたの罪は赦される」と言われた》
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イエスはカファルナウムから宣教活動を開始された。その後、ガリラヤ地方の諸会堂を巡って宣教し、カファルナウムの家(シモンとアンデレの家/1:29)に戻った。そのとき大勢の人たちが押し寄せ、戸口の辺りまですきまもないほどであった。そこでイエスは彼らのために教えを説き始めた。
さて、この町に中風を患っている人がいた。4人の男たちがその人の癒しを願い、イエスのいる家に連れて行ったのであるが、人垣に阻まれ、家の中に入れなかった。しかし彼らはそこで引き返さず、なんと屋根をはがしてイエスの前にその人をつり下ろしたのだった。
彼らの行動は非常識極まりない。しかし、イエスは病に苦しむ者の信仰に突き動かされた彼らにとりなしの信仰を見出し、「子よ、あなたの罪は赦される」と告げたのである。これは、悔い改め罪赦された者として神との関係回復を約束する言葉である。
しかし、これを聞いた律法学者たちは罪の赦しを告げるイエスの言葉を心の内で問題視した。イエスは彼らの心の内を見抜き、「人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう」と、中風の人を完全に癒されたのである。イエスの言葉に神の権威を見た人たちは皆驚き、神を賛美した。
イエスの「あなたの罪は赦される」との言葉は神との関係回復をもたらす。イエスはナザレの会堂で「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」と言われた(ルカ4:21)。イエスの言葉はあなたにも告げられている。そして、その言葉を受け入れるとき実現する。
(2018年2月4日主日礼拝)
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