7月9日の主日礼拝メッセージ(要約&動画)を更新しました。
- 平松牧師
- 2017年7月9日
- 読了時間: 2分
【心を合わせてますか】
聖書 使徒言行録4章32ー37節
抜粋《信じた人々の群れは心も思いも一つにし、一人として持ち物を自分のものだと言う者はなく、すべてを共有していた。》
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合奏では互いにテンポを合わせようとする。東大研究チームの実験によればそれが「走る」(意図せずテンポが早くなる)を引き起こすのだという。十二使徒たちの証しや働きかけによって信仰に導かれた者たちの共同体は、心も思いも一つにして支え合い、励まし合い、信仰を養っていた。
4:33【皆、人々から非常に好意(カリス)を持たれていた。】とある。ギリシャ語カリスは「恵み」という意味を持ち、他の翻訳では「大きな恵みが皆の上にあった」という意味も。キリストの復活が証しされるところには神の恵みが満ちている。それが人々の好意につながるとも言える。
フィリピ3:14に【神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走る】とある。また、ヘブライ12:1-2に【自分に定められている競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか、信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら】とある。
信仰の創始者であり完成者である救い主イエス・キリストと共にある人生を生き抜く信仰の成長を、いにしえの使徒たちは「走る」と表現した。まさにイエス・キリストと心と思いを合わせることによって「走る」のである。
【土地や家を持っている人が皆、それを売っては代金を持ち寄り…その金は必要に応じて、おのおのに分配された】ため【信者の中には、一人も貧しい人がいなかった】という。それが大いなる祝福のしるしでもあった。
形を変えつつ、私たちも初代教会のあり方を受け継いでいる。心も思いを一つにして神を礼拝し(使徒2:46-47)、主の復活を証しし、その恵みと祝福を分かち合い励ましあって、それぞれに信仰を成長させていこう。
(2017年7月9日主日礼拝)
【動画】
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