6月25日の主日礼拝メッセージ(要約&動画)を更新しました。
- 平松牧師
- 2017年6月25日
- 読了時間: 2分
【陽のあたる場所】
聖書 フィリピの信徒への手紙2章12ー18節
抜粋《だから、わたしの愛する人たち、いつも従順であったように、わたしが共にいるときだけでなく、いない今はなおさら従順でいて、恐れおののきつつ自分の救いを達成するように努めなさい。》
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使徒パウロがフィリピを訪れたのは第2回伝道旅行の時である。使徒言行録16章によれば、この地で出会ったティアティラ出身のリディアとその家族はパウロにとって最初の受洗者。そしてこの地に建てられたキリストの教会はヨーロッパ最初の教会とも言われている。
フィリピの信徒への手紙にはギリシア系の名を持つ何名かの信仰者たちが登場する。パウロが去った後のフィリピの教会に、律法遵守を唱えるユダヤ主義者によりユダヤ人ではない信徒たちが混乱させられていた。それを知ったパウロは獄中からフィリピの信徒たちに励ましの手紙を送ったのである。
私たちの思いや行いすべてに神の深い配慮がある、神の働きが及んでいる。だからこそ、神にへりくだって生きたキリストの従順に学んで生きることが神の栄光を証しする者となる。不従順の中にあっても星のように輝き、永遠の命をもたらす神の言葉をしっかりと握りしめることができる、という。
星の輝きは太陽あっての輝きである。あなたにとっての太陽は何か。…それは、決して沈むこともなく欠けることもないお方だと、いにしえの預言者は伝えている(イザヤ書60:19-20)。それはまさしく父・子・聖霊の神、創造主・救い主・助け主によって現された天の神である。
私たちは闇を抱えている者であり自ら光を放つことはできない。しかし、神はあなたの太陽となり、あなたを照らしておられる、というのである。実は陽のあたる場所はあなた自身だったのだ。イエス・キリストを通して示される神の言葉に耳を傾け、聞くことからすべてが始まる。
(2017年6月25日主日礼拝)
【動画】
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