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2025年4月20日 説教要旨

  • aomori1879
  • 4月20日
  • 読了時間: 2分

週の初めの日の明け方、すなわち主イエスの復活の日におこったことは何であったでしょうか。地震がおこり墓を塞いでいた大きな石がわきへ転がったのです。十字架の死に勝利された主イエスの姿です。27章51節以下をよく読んでください。そして主を信じキリストの道を伝道する者たちに天使をとおして伝えられます。「それから、急いで行って弟子たちにこう告げなさい。『あの方は死者の中から復活された。そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれる。そこでお目にかかれる』。確かに、あなたがたに伝えました」(7節)。主の弟子たち(婦人たち)は墓で見たこと、そして聞いたことを、伝えに行かなければなりません。この女性たちは主の復活を喜びをもって伝える「最初の伝道者」になります。8節では、「婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った」途上で復活の主は「シャローム、恐れることはない、ガリラヤに行きなさい」と語りかけられます。婦人たちはひれ伏し礼拝します。伝道に生きる私ども教会の姿が、そのままに描かれています。ガリラヤとはどういう地域でしょうか。異邦人のガリラヤ、暗闇に住む民、死の陰の地に住む者の地域です(マタイ4:16)当時の人々の日常生活の場です。希望もなく働いていた多くの人々の生活の現場です。そこが私たちの宣教伝道の現場です。恐れに震えていた弟子たちにその日の夕方、主が現れ彼らに「息」を吹きかけます。十字架の上で引き取られた「息」を今度は弟子たちに吹き込むのです。(ヨハネ20:22)聖霊の息です。この聖霊を受け、弟子たちも恐れから喜びへと、ガリラヤという闇の日常へ光を差し込むために喜んで遣わされていくのです。これは復活の日の奇跡に他なりません。

 
 
 

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