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2023年1月8日 説教要旨

  • aomori1879
  • 2023年1月12日
  • 読了時間: 2分

「わたしの右の座に就くがよい。わたしはあなたの敵をあなたの足台としよう」(詩110:1)とあります。「神の右に座す」とは、父なる神と共に万物の支配する王座に就くということです。キリストこそ私たちのまことの王、真実の支配者であるということに他なりせん。主イエス・キリストをまことの王、まことの命の主とする、キリストをわたし自身の主として生きることが私たちキリスト者の信仰告白です。現在でも霊の御言葉をもって導かれるのですが、神の御心(神の国)を伝える預言者の役割をも合わせもっていると言えます。さらに、その方が今でも私たちのために執り成しをしてくださるのです。「だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう」(ローマ8:35) 艱難か、苦しみか、迫害か、飢えか、裸か、危険か、剣か。これらすべてのことにおいて主イエスが勝利されたように、私たちもこの世における勝利と栄光が約束されているのです。どんな環境にあっても安心して楽観的に生きることができるのではないでしょうか。

主イエス・キリストが神の右に座しておられる、その主のもとに、私たちの目指すところ、人生の目的地があります。主イエス・キリストが神の右に座しておられることによって、私たちの人生がすでに方向付けられています。ですから、必要なこと、決定的なことはただ一つ、神の右に座しておられるキリストを見つめて、キリストを通して神を礼拝することです。そのところでこそ、私たちは祭司の民として、また執り成し手として、預言者として、ふさわしく整えられ、用いられます。神の右に座しておられる主イエス・キリストを仰ぎ、自分の信仰の姿勢を正して、キリストのしもべとして、この一年を共に歩み証ししていきましょう。私たちも預言者として、王として、執り成す祭司として。

 
 
 

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