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2022年5月22日 説教要旨

  • aomori1879
  • 2022年5月23日
  • 読了時間: 2分

すべての人間はイエス・キリストの裁きのもとに置かれています。弟子ペテロもそうです。三度、主を拒絶したペテロの裏切りは軽々しいことではありません。同じように三度、ペテロに投げかけられた言葉「わたしを愛しているか」も軽々しい問いではなかったのです。三度目の正直という表現がありますが、切羽つまった難しい局面に立たされることが私たちの現実にも多くあるのではないでしょうか。信仰であれ、家庭であれ、人生の中であれ、その真価が問われ、あるいはその豊かさを発見するのは、そうした行き詰まりや挫折にどう向き合ったのかという真剣さです。

三度の裏切りと三度の問いかけという切迫した状況をとおして、私たちの信仰、家庭、人生も、鍛えられ、深められ、真実なものになっていくのではないでしょうか。「主よ、あなたは何もかもご存じです」と心から告白し、主にすべてをゆだね主のもとに立ち帰ることが、クリスチャンの信仰生活のかなめです。


「主よ、飲むべき わがさかずき、えらびとりて さずけたまえ。よろこびをも かなしみをも、みたしたもう そのまま受けん」(『主よ、み手もて』讃美歌504)

愚かであろうと、惨めな人間であろうと、主が誰よりも私たちのことをよくご存じであり、これからも私たちの人生の歩みを指し示してくださいます。主は必ず私たちを新しい人間へと造り変えてくださる方です。

 
 
 

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