2022年4月24日 説教要旨
- aomori1879
- 2022年4月25日
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19節以下「すべての民をわたしの弟子としなさい」は、いわゆるマタイの大伝道命令として有名な個所です。すべての教会、信徒に向かって語られています。行って、洗礼を授け、教えるという言葉が、弟子にしなさいという命令にかかっているのです。「あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい」(20節)教える?とんでもない。自分にできないことなのに、人に偉そうに教えるなんてとてもできることではない、と思われるでしょうか。主イエスはなぜそう言われるのでしょうか。ポイントは「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」(20節)です。
私がいつも共にいるから大丈夫、と言ってくださっているのです。主イエスはどんな方でしょうか?「わたしは天と地の一切の権能を授かっている」とはっきり弟子たちに言われています。その方がいつも共にいてくださるのです。福音伝道の働きは主イエスの働きによってなされていくのです。さらにイエスは言われます。「父と子と聖霊の名によって」と。あなたの責任によってそうしなさいとは言われていません。三位一体の神によってそうしなさいと言われているのです。責任は神にあるということです。福音伝道の働き、すなわち世の教会の働きは神さまによってなされ、神さまが責任を取ってくださるということです。私たちはその神さまに信頼して、言われたことを忠実に行うだけなのです。結果は神さまにゆだねればいいのです。
いつもあなたがたと共にいる方は、「その名はインマヌエルと呼ばれる」(1:23) 神は我々と共におられるという意味であるというイエス・キリストの御名と響き合います。安心して主と共に働きましょう。
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