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2022年12月25日 説教要旨

  • aomori1879
  • 2022年12月25日
  • 読了時間: 2分

中南米メキシコのクリスマスのお話です。メキシコの人々は、クリスマス前の9日間をポサダと名付けとても大切に過ごします。各家ではお菓子やおもちゃがはいっているくす玉をたくさん用意します。しかし、貧しいファニータの家ではクリスマスイブのごちそうがありませんでした。真夜中には村中の人々が教会に集まって来ます。ファニータも両親の後からついていくのですが、教会の入り口で足が止まってしまいます。ファニータにはイエス様への贈り物がないことが、とても後ろめたくて、教会の中に入れないのです。中からはクリスマスの音楽が聞こえてきます。ファニータの目から涙がこぼれます。その時、入り口にあった石の天使像がやさしくファニータに語りかけてくださいました。言われるまま、少女ファニータは天使像のまわりの緑色の雑草を引き抜いて、イエス様にささげることになりますが、祭壇の前に進むうちに、なんと抱えていた葉は、星の形をしたきれいな真っ赤な花に変わっていました。ファニータは、ひざまずいてその見事な真っ赤な花束をイエス様の飼い葉おけの前におろしたのです。すばらしいまごころの贈り物になったのです。「クリスマスおめでとう。イエス様、お誕生、おめでとうございます」ファニータはささやきました。(『ポインセチアはまほうの花』ジョアンヌ・オッペンハイム作)

もうだめだと思われる時、落胆し失望している時、主イエスが再び私たちのところにおいでになり、失意を喜びに変えてくださる小さな奇跡を期待してみましょう。主は共にいてくださいます。(以馬内利 漢字でインマヌエル)メリー クリスマス!

 
 
 

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