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10月15日の主日礼拝メッセージ(要約)を更新しました。

  • 平松牧師
  • 2017年10月15日
  • 読了時間: 2分

【にじゅうまるの中で】

聖書 ヘブライ人への手紙11章17−22節

抜粋《信仰によって、アブラハムは、試練を受けたとき、イサクを献げました。つまり、約束を受けていた者が、独り子を献げようとしたのです。》

****

 アブラハムは信仰によって独り子イサクを献げようとした(創世記22章)。ヘブライ書の著者は、その信仰を【アブラハムは、神が人を死者の中から生き返らせることもおできになると信じたのです。】(ヘブライ11:19)と記し、彼が創造主なる神の大いなる力を確かに信じていたことを証しする。

 イサクは二人の息子ヤコブとエサウの将来のために祝福を祈った(創世記27章)。ヤコブは自らの死を前に息子ヨセフの子たちのために祝福を祈り、神を礼拝した(創世記48章)。ヨセフは臨終のとき、エジプトではなくカナンの地(イスラエル)にある先祖代々の墓に葬ってほしいとの遺言を残した(創世記49-50章)。

 興味深いことに、ヘブライ11:31には娼婦ラハブについても「信仰によって」と語られている。彼女はヨシュアの使いをかくまった人物である(ヨシュア記2章,6章)。神はどの人の出自や地位はまったく関係がなく、そこに 信仰的な決断があるかどうかを見ておられる、ということでもある。

 マタイ福音書21章のイエスのたとえ話。「ぶどう園へ行って働きなさい」と言われた二人の兄弟…兄は最初は断るも、後で考え直して出かけた。弟は了解するも、それは口先だけで結局は出かけなかった。

 どの人も破れのない人生を生きてはいないだろう。どんな人生であっても、気づいた時に立ち返ることはとても大切なことである。神に赦されてあなたも「まる」になり、そんなあなたを神の「まる」が囲む信仰による生涯が 開かれている。感謝して新しい一歩を日々踏み出しているかどうか。

(2017年10月15主日礼拝)

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