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10月8日の主日礼拝メッセージ(要約)を更新しました。

  • 平松牧師
  • 2017年10月8日
  • 読了時間: 2分

【恵みは変わらずに】

聖書 士師記16章23−31節

抜粋《サムソンは主に祈って言った。「わたしの神なる主よ。わたしを思い起こしてください。神よ、今一度だけわたしに力を与え…》

****

 士師サムソンの母は不妊の女と言われていたが、ある日、主の御使いが現れ、【あなたは身ごもって男の子を産む。その子は胎内にいるときから、ナジル人として神にささげられている…彼は、ペリシテ人の手からイスラエルを解き放つ救いの先駆者となろう】(士師記13:5)と言われた。

 サムソンはこうして生まれる前からナジル人として聖別され、士師として立てられることが約束されていた。士師とは古代イスラエルを諸外国の圧迫から救った指導者。ナジル人とは神に対して特別な誓願を守った人のことで、聖別されている間はそのしるしである頭髪を剃ってはいけなかった。

 イスラエルをペリシテ人から解放する救いの先駆者となるために、彼には神から怪力を与えられていた。しかし、その力は神の力なのに自分の力だと思い込み、自分の欲望のままに神のためではなく自分のために使っていた。怪力の秘密は剃っていない髪の毛にあったが、執拗なデリラの誘惑に負けて秘密を暴露。彼は就寝中に髪の毛が剃り落とされ、怪力を失った。

 怪力を失ったサムソンは大変な目に遭ったが、そのことによって彼は大いに悔い改めた。だからこそ、【彼の髪の毛はそられた後、また伸び始めていた。】(士師記16:22)という。それは、彼がどんな状態にあったとしても、神の恵みはいつも変わらず彼と共にある、ということでもある。

 神から離れた生き方を選びがちな私たち。神とのつながりを感じられないと思い込んでしまいがちの私たち。しかしそんな時でも神はあなたを離れない。いつでも変わらず大きな恵みをもって共にいてくださる。

(2017年10月18主日礼拝)

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