8月6日の主日礼拝メッセージ(要約)を更新しました。動画も追加!
- 平松牧師
- 2017年8月8日
- 読了時間: 2分
【和に生きる】
聖書 コリントの信徒への手紙二 5章14節ー6章2節
抜粋《神がわたしたちを通して勧めておられるので、わたしたちはキリストの使者の務めを果たしています。キリストに代わってお願いします。神と和解させていただきなさい。》
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人類は未だに核兵器から解放されてはいないという希望の見えない現実がある。使徒パウロは厳しい現実の中で【キリストの愛がわたしたちを駆り立てている】と熱く語る。私たちはそのような現実の中で、迫り来るものは何か、何に駆り立てられているか。
何らかの野望に駆り立てられている人、競争社会において闘争心に燃えている人、暴力に駆り立てられている人、権力闘争に埋没してしまっている人などがいるかも知れない。逆に、迫りくるもの、駆り立てるものが何もなく、自分に価値を見いだせず苦闘する人がいるかも知れない。
神は【わたしの目にあなたは価高く、貴く…】(イザヤ43:4)と言う。どの人も大切な一人であるということ。だからこそ【神は、キリスト(の死と復活)を通してわたしたちを御自分と和解】してくださった。こうして、【もはや自分自身のために生きるのではなく、自分たちのために死んで復活してくださった方のために生きる】という神の願う生きる目的が示された。
サン=テグジュペリは「愛するとは互いに見つめあうことではない。一緒に同じ方向を見つめることだ」と書き記した。キリストと見つめ合うだけでなく、一緒に同じ方向を見つめることも大切。それが神の愛に生きる、神の和解に生きるということ。新しく創造された者として生きるということ。
神と和解させていただくことによって、キリストの愛につながり、キリストの死と復活につながり、神の呪いから完全に解き放たれて、新しく創造された者、古いものは過ぎ去って新しいものが生じた者として、大いなる赦しと祝福の中に置かれた者として歩き出す。平和への大きな一歩である。
(2017年8月6日主日礼拝)
【動画】
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